鍼・灸の専門家になるには。

5月 23rd, 2011

 近年、日本国内に留まらず、世界的に脚光を浴びているのが東洋医学です。その中での代表的な国家資格は、「鍼師・灸師、あん摩マッサージ指圧師」になるでしょう。

 その中から更に、鍼師・灸師についてのお話をして行きたいと思います。鍼師・灸師になるためには、まず、文部科学省または厚生労働省による認可を受けた養成施設(大学・短期大学・専門学校・盲学校理療科)への入学が必要になります。それらの養成施設にて、最低3年間専門知識を学ぶことが国家資格受験の条件になり、高度な知識と技術の習得が必須となることが推測できますね。

 その履修科目は非常に専門的であり、基礎医学(解剖学・生理学・病理学・衛生学・リハビリテーション理論・関係法規など)と、専門学(鍼、灸、マッサージ概論・実技、経絡経穴概論・東洋医学概論)など、東西医学理論の学習になっています。

 また、ここ数年で激増している、紛らわしい表現のリラクゼーションマッサージを謳っている施設については、法令が曖昧であり、医療事故などのトラブルに発展するケースも少なくないようです。

 無資格者による施術が問題となっている施設には、カイロプラクティック、整体、エステティックサロン、クイックマッサージ、タイ式マッサージ、リフレクソロジー、気功、アロマテラピーなどが、その代表選手として挙げられることが多いのが現状のようです。

 鍼師・灸師の国家資格取得のための通学には、全ての課程終了までに平均して400万円から500万円が必要だそうで、そういった費用の削減を目的とした、無資格者による施術が横行しているという事実が判明しつつあるのが現状のようです。

 以上の状況から、折角国家資格を取得したのであれば、就職先にも十分な注意が必要と言えそうですね。無資格診療所などが、国によって摘発を受けた場合には、経営者のみならず、従業員にも容疑が飛び火してくる可能性があることを覚えておきましょう。

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